ソファ

心と体

「ジョハリの窓」で自分を見つめてみよう ~自己分析にも最適!

当研究所の心理カウンセラー養成講座では、初級ではカウンセリングの基本を学ぶとともに、今まで経験してきた自分を振り返り「自己発見」を深めていきます。

「ジョハリの窓」は、1955年に心理学者のジョセフ・ルフトとハリー・インガムが、コミュニケーションにおける自分のありかたに気づくためのモデルとして提案したものです。

2人の名前の一部を組み合わせて「ジョハリ」と名付けました。

「ジョハリの窓」によると、自己には、

①開放している自分・・・自分が分かっていて、他人もわかっている自己

②隠された自分・・・自分が分かっていて、他人には見られていない自己

③盲点の自分・・・自分では気づいていないが、他人には見られている自己

④未知の自分・・・自分も他人も気づいていない自己

の4つがあります。

「②隠された自分」が多ければ、自己開示が少なく、また“知られていない”ことを自覚していない場合、「周りはわかってくれていない」と感じることもあるでしょう。

「③盲点の自分」が多ければ、自分を客観的に見れていない部分があり、時に他者との衝突があるかもしれません。

 

研修生の皆さんも、「自分が思う自分の姿」と「周りから見た私の姿」を実際に見てみました。

「“行動力がある”ように見えるんですね。自分的には意外!」

「よく“決断力がありそう”って言われるんですけど、実際は優柔不断なんです」

「“積極的だ”って言ってもらった通り、何でも自分からやっていくタイプです」

「自分ではそう思ってなかったけど、こんなにたくさんの人からそう思われてたなんてうれしいです!」

などなど、たくさんの発見と出会っていらっしゃいました。

そして、仲間たちが自分を思った以上によく見ていてくれて、自分の気づかぬ価値を見出してくれていたことに喜んでいらっしゃいました。

これから海外のパワースポットに旅行に行くという研修生さんもいたのですが、

「ここ(浦和カウンセリング研究所)が一番のパワースポットです!!!」と言っていただき、とてもうれしかったです。

 

 

私たちが「自分ってどんな人?」と考えるとき、自分だけでじっくり考えていてもなかなか答えは見つからないものです。

それは、人間が他者とのかかわりの中で生きているから。

自分が見る私と他者が見る私の双方が合わさって「自分」なんです。

 

就活をしていたころ、「自己分析が大切だ!」と言われて「私ってなに?どんな性格?どんな長所・短所がある??」と悶々と考えていました。

今も自己分析ツールとして「自己分析ノート」とか「自己分析サイト」などがありますが、1人で考える「自己分析」はあくまで「自分が思う自分の姿」だけです。

「他者が見る私」も知って、総合的に自分をとらえてみましょう!

意外な私がたくさん出てきます。

そして、周りの人たちがいかに自分を見守っているか、価値を感じてくれているかもわかります。

やってみて損は絶対ないですよ。

スタッフ 布施

尾崎豊の創作ノートとクライエントさんたち

60冊もの尾崎豊の直筆創作ノートが公表されました。

16才頃から亡くなるまでの10年間書きためたものだそうです。

「I LOVE YOU」や「卒業」などは、今40前後の方たちなら知ってらっしゃる事でしょう。

ドイツでダンサーをしている私の長男も、日本に帰ってきてカラオケに行くと、必ず「卒業」を絶叫しています。

今日、カウンセリング研究所へ通所された青年たちは、当時の尾崎さんと同じような気持ちをお持ちの青年たちでした。

なぜ生きるのか、生きることに意味があるのか、こんな自分が生きる価値があるのか、生きるとは、人間とは何か・・・を常に自分に問いかけ、真剣に生きようとしながら、苦しんでいます。

皆、優れた人間性と優しい心の持ち主たちです。

40才になった尾崎さんが生きていたら、そういう青年たちにどんな言葉をかけてくれたでしょうか。

そんなことを考えた1日でした。

 

所長 大関洋子

能面とカウンセリング

「能面」を買いました。

本物ではありませんが。

2012.2.20.JPG

昔から、表情の少ない顔のことを「能面のようだ」と言います。

能の舞台では、この面1つで人間の喜怒哀楽を全て表現します。

カウンセリング講座では、「言語」と「非言語」は3:7くらいの割合でコミュニケーションをすることを教えています。

能面がこれ一面で全ての感情を表せるのは、手足・身体がそれを表現するからです。

もちろん私たちの顔は顔自体で大きな非言語表現ができるのですから、もっともっと身体や顔を使ってコミュニケーションを取る努力、他者の非言語を読み取る努力をしたいものです。

プレイセラピー ~カウンセリング講座にて

昨日、セブンカルチャークラブ西新井にて開講している「初級心理カウンセラー養成講座」に行ってきました。

西新井のお教室に行くのは久しぶりでしたが、受講生の皆さんが朗らかであたたかい雰囲気にあふれた教室でした。

講座内容は「プレイセラピー」。

読んで字のごとく、「遊び」の中からセラピー(癒し)の効果をもたらすものです。

気持ちを外に出せずにぐっと我慢していたり、内側にため込みすぎると、どんどん気持ちが重たくなっていきます。

この抑圧状態が長く続くと、うつ症状が出てきたり神経症を引き起こしたりします。

そうならないように、ため込んだ負のエネルギーを外に放出してリフレッシュしていく作用がこれにはあります。

「プレイ=遊び」というと子どもが対象のように感じるかもしれませんが、これは大人にも子どもにも有効です。

大人だって、言いたくても言えない気持ちや、表現したいけれど出来ない気持ち・・・ありますよね??

 

西新井教室では、リフレッシュするという目的の他、自分発見のためにプレイセラピーを行いました。

30秒の自己紹介+1分間の質問タイム、ボールを(1~4コ)投げる、布を引っぱりあう、など、動き回ったりもしたので教室の熱気も上がっていきました。

それぞれの方の特徴が表出されたのですが、そのなかでも特に印象的だったことをご紹介。

「2人でタオルを引っぱりあう」、単純なゲームですが、ある受講生さんは

「本気でやろうね!」

とペアの方に言ってからスタンバイ。

中にはちょっと恥ずかしそうに、ニコニコ笑いながら引っぱりあうペアもいましたが、

そこのペアは真剣そのもの。

あとで感想を聞いたところ、

「いつも子どもと遊ぶときに、ゲームでも何でも本気でやってるんです。

子どもだからって手を抜いたりすると、子どももわかるし。

だから自分が負けると悔しいけど、それで勝った子どもは本当に喜んでます。」

と。

普段の子どもさんと向き合う姿勢が、こういったゲームにも表れてきますし、

“何事にも真剣に向き合う”というお人柄がよく伝わってきました。

 

最後にたくさんの指人形から「お友達」を何人か選んでもらいました。

皆さん何気なく選んだ指人形でしたが、「その子たちがなんと話しかけてきていますか?」とお尋ねし、しばらく向き合ってもらうと、

「あ、この3つはまさに自分の子どもたちです」

「私のなかの2人の私です」

など、ハッとされていました。

そういうなかにも、ご自分の心(気がかりや大切な思い)が表れてくるので、本当に興味深いですね。

あっという間で楽しい2時間でした。

 

スタッフ 布施

ホイットニー・ヒューストンの急死とDV

「King of Pop」と呼ばれたマイケル・ジャクソンの急死も大変な衝撃でしたが、今度は「Queen of Pop」ホイットニー・ヒューストンさんが11日に急死してしまいました。

グラミー賞出席直前の「密室」である浴室での死に、今もその真相を明かそうとする情報がテレビやネットをにぎわせています。

一部情報によると、死因はアルコールと精神安定剤を一緒に飲んだため、とされています。

映画「ボディガード」で歌うホイットニーの声は、澄み切っていてパワーがあり、当時衝撃的に魅了されたものでした。

パートナーとの関係が悪化し、DV(ドメスティック・バイオレンス、家庭内暴力)を受けたりしていたそうで、関係修復や恐怖から逃れようとドラッグを使うようになった…という報道を見ました。

DVの被害報告数は日本でも年々増加しています。

研究所にご相談にくる方の中にも、DVの疑いを感じたり、明らかにDVであると判断したりする件数も少なくありません。

そうしたクライエントさんのほとんどは、「私がもっとうまく向き合えたら…」とご自分を責めていらっしゃいます。

DVは家族内だけで解決することはできません。

もし家族からの暴力・暴言・無関心に悩んでいる方がいらっしゃったら、臆せずにご相談ください。

ホイットニーは「耐える」ことを選択し、その結果ドラッグ中毒になってしまい、今回のような不慮の死を迎えてしまいました。

彼女のように悲しい結果を生まないためにも、家族の幸せのためにも、一時も早い第三者の関わりが必要です。

「我慢する」「耐える」以外の解決方法を一緒に見つけていきましょう。

 

スタッフ 布施

こころのよりどころ ~映画「しあわせのパン」を見て

先日、「しあわせのパン」という映画を観ました。

大好きな大泉洋が主演で出ているので見たい見たいと思っていたのですが、なかなか見に行く時間がなくようやく見に行くことができました。

(偶然、所長もお孫さんと見たとのこと!)

原田知世さん演じる「りえ」さんと大泉洋演じる「水縞くん」夫婦が、北海道・洞爺湖近くの月浦という地で『カフェ・マーニ』というオーベルジュを営業(この映画を観ると2人に対して“営業”という言葉を使って表現するのがちょっとためらわれるのですが…)しています。

そこに訪れる常連客や訳あり客と水縞夫妻のある1年間のお話です。

特別な事件やハプニングは起きないのですが、いろいろと気になるメッセージがある映画でした。

りえさんの過去や、表面的には仲睦まじい水縞夫妻の心の深いところに感じる近づけない距離、お客さんや夫妻のもつ心の葛藤など、穏やかな時の流れの中に人間の心模様がこれも穏やかに描かれています。

 

「いいな」と思うところはいくつもあったので、何回かに分けてご紹介したいのですが、今日はこの一言をご紹介したいと思います。

「いつでもカフェ・マーニはここにいます」

滞在中、お客のなれそめを追求することをせず言葉少なに見守る夫妻ですが、東京から来たお客を見送るときに水縞くんが言った言葉です。

 

北海道の雄大な自然の中で、穏やかなときと心地いい空間、遠すぎず近すぎない人とのつながりを感じながら、心のエネルギーや未来への指針を見つけていくお客たち。

そんな人たちにとって、たとえ地理的に離れていても“帰る場所”として心のよりどころになるんだろうな、と感じました。

 

浦和カウンセリング研究所も、そういう場でありたい、と心から思いました。

 

スタッフ 布施

気持ちを伝える方法 ~大関真氏ワークショップ

今日の心理カウンセラー養成講座は、劇団スーパーエキセントリックシアターの大関真氏を特別講師に招き、行いました。

2012.2.11-2.JPG

自分の気持ちを表現することって、普段からしている“つもり”だったりするんですが、

意外としきれていない部分でもあります。

「表現することができれば、表現を抑えることも出来る」

真さんがおっしゃっていたことで、思わず「なるほど~」とうなりました。

感情を表現することをしていないと、出し加減がわからなくなってしまい、不意にドッと出てきたりしてトラブルになる…皆さんもそういった体験はありませんか?

 

特にカウンセラーという専門職を目指す皆さんは、感情の表現を意識してやってみないと、

クライエントさんに無意識のうちにその場に不適切な感情を出してしまうことになりかねません。

2012.2.11-1.JPG

実践的なワークを中心に、大勢の研修生さんにご参加いただき、楽しく勉強した2時間でした。

 

 

 

 

谷川俊太郎さんの絵本「ここから どこかへ」

谷川さんの「ここから どこかへ」という絵本を読みました。

哲学的な雰囲気のある題名で、いったいどんな話だろうと興味津々。

読んでみて、感じたことがありました。

 

主人公の“ペったくん”はおばけが怖い。

でもふとこう思うんです。

「ぼくがおばけが怖いのは、まだおばけに会ったことがないからかもしれない。」

「怖い怖いと思い込んでいるから怖いのかもしれない」

“ぺったくん”はそれからおばけを知ろう、仲良くなろうと、いろんなおばけと出会っていきます。

「おばけが怖い」なんて思いもあっという間になくなっていきます。

 

私たちが何かに怯えるとき、躊躇するとき、“ぺったくん”のように「まだ見ぬ何か」を怖がって尻込みしています。

出会ってみればいろんな可能性が満ち満ちているのに。

子どもの頃はこの「まだ見ぬ何か」との出会いを楽しめているのに、大人になるとこれとの出会いが怖くなるのは何ででしょうね。

「今まで通り」でなくなることへの怖さでしょうか。

一歩踏み出せば新しい私との出会いが待っている、この変化は未来の可能性を広げていくもの。

そう信じて、怖がらず出会いを自ら進んで引き寄せていきたいな、と思いました。

 

スタッフ 布施

"摂食障害"を語る ~今日の実習から~

今日の臨床実習は2名のクライエントさんがおいでになりました。

摂食障害で現在過食嘔吐の症状が出ているAさん(20代女性)と、かつて摂食障害で入院治療を受けていたBさん(20代男性)です。

「摂食障害」は、極端な食事制限や多量な食事などにより、拒食や過食もしくはその両方を引き起こす状況をいいます。

その原因は、

・家族(特に親子)関係

・対人関係

・「女性」となることへの拒否感

・ストレス

・極度のダイエット

などと考えられています。

 

今日のクライエントさんも、ご自分の摂食障害の状況や今の気持ちを話してくださいました。

Aさんは、家庭内の人間関係で過食嘔吐していたのが、だんだん太ることを気にした方向にシフトしてきた、そのことへの不安を語ってくださいました。

Bさんは、家族関係というよりは受験勉強のストレスがたまって吐きたくないのに吐いてしまい、食べられなくなっていった、という体験をお話しくださいました。

 

研究所では、クライエントさんがとても協力してくださり、ご自分の内面を研修生に対してカミングアウトしてくださいます。

字面では得られないリアルな現実として、研修生は聴かせていただきます。

摂食障害のこと以外にも家族や学校、仕事の話を聞く中で、研修生自身も自分の内面を振り返り感じることがたくさんありました。

クライエントさんと研修生が共に自分自身を語り合い、お互いに心を響かせあいながら、他者理解・自己理解を深めていく、それが実習の目的の一つです。

他の研究機関ではなかなかできない研修ではないでしょうか。

研究所を信頼しいつもご協力くださるクライエントさんに感謝しています。

 

スタッフ 布施

箱庭療法と絵画セラピー

今日の初級講座は3名の研修生と1名の体験の方がおいでになりました。

朝から雨が降っていたためでしょうか、いつもより少ない人数での研修でした。

多人数での研修と少人数での研修とでは、また違った味わいがあります。

今日は少人数ということもあってか、お天気の影響もあってか、お一人お一人がしっとりと自己開示する2時間でした。

簡単な絵画セラピーに始まり、最後は箱庭へ。

 

2012.2.7-1.JPG

幼い頃に亡くなったお父さん、女手で一生懸命育ててくれたお母さん、そして娘さんへの思いがあふれています。

 

2012.2.7-3.JPG

夫と共に子どもたちを見守り、「ふくろう(=不苦労)」の日々への思いが表れています。

 

2012.2.7-2.JPG

動き出したい、前に進みたい、という思い、それを応援してくれる方(子どもさんたち?)が表れています。

 

2012.2.7-4.JPG

お父さんへの思い、そしてお父さんに見守られている私。

ドラマセラピーをしたところ、作成者のSさんは、始めお城の手前に置いていた白馬を「こっちに進めもいいかな」と右側へ移動されました。

 

箱庭はまさに今の心を映し出す鏡です。

研修生さん同士、心を通わせあい、箱庭の奥深さを感じていただいた2時間でした。

ご体験の方も「おもしろかった」とおっしゃっていて、入学を前向きにご検討いただいています。

 スタッフ 布施

« PREV 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11

ページトップに戻る